すみーのしゅみ活

自称「狭く深く趣味にのめり込む男」が適当に趣味についてつらつら書くブログ

漫画「ミステリと言う勿れ」で長年の疑問に対する1つの回答を得たのでレビューする

どうも、最近EZ DO DANCERCIZEを購入し絶賛ダイエット中のすみーです。

 

今回は漫画レビューです。

真夜中にウトウトしつつ読み始めたのに気付いたら一気に最後まで読めためちゃくちゃ面白い漫画です。

 

今回紹介するのは、こちら。

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ミステリと言う勿れという漫画です。

 

いつものごとく、あらすじはAmazonさんに丸投げです。

 

話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!! 

『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!
しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!

解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!

冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!?

突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。
しかもその被害者は、整の同級生で・・・。
次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・???


新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!

 

Amazonのレビューも13件あって、全て☆5。これだけで読みたくなってしまう。

 

Amazonさんのあらすじじゃどういった漫画か具体的に分からないので僕が補足を。

 

主人公は天パの大学生なんですが、こいつがなかなかにくせ者なんです。

詭弁というか、屁理屈というかそういったものが非常に上手い。よく舌が回るんです。それはもうすっぽんズの菊田が舌で鍵穴を溶かすくらいよく回ります(物理)。

 

この漫画はその主人公の舌捌きに見とれる漫画です。

やはり知識がなくては屁理屈もこねないので、様々なウンチクもよく出てきますが、非常にためになります。こちらも注目ポイント。

 

ということで、僕が読んでて「なるほどな」と思った話を一緒に見て行きたいと思います。

以下ではネタバレを含みますので嫌だよって人はブラウザバック推奨です。

 

 

・アメリカと日本の子供の行事に対する父親の姿勢

 

まず1つ目に紹介するのがコチラです。よくドラマなどで仕事一筋で子供の入学式や授業参観に行かない父親が見られますが、実際そういう家庭も多いと思います。父は仕事でお金を稼ぎ、母は専業主婦で家事をするみたいなのが古くからの日本の文化であるため、子供の行事に父が参加しないというのは仕方のないことなのかもしれません。

と言っても最近は全くそんなことなく、父親も育児しろとかあーだこーだ言われてますよね。僕の家でも、親は二人揃って様々な行事に参加してくれました。今思うと幸せな事ですね。

 

とまぁそんな話は置いといて、漫画の話に戻るんですが、あらすじにあった冤罪事件が無事解決し家に帰った主人公に、取調室で仲良くなった刑事サンが人生相談に訪れます。

 

その相談の内容が、「子供が生まれたことで嫁が変わって色々大変。なるべく育児に参加しようと思ってるし手伝っているつもり。でもいつもイライラして自分に当たってくる。」というものです。

 

これに対する主人公の回答がコチラ。

 

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僕は奥さんもいなければ子供もいないので、まだ分からないですが、将来結婚して子供が産まれたとき、自分も一緒に変われるか心配になりました。

出産に限らず将来を語るとき不安だと言うと「その時になったら変わるよ」と返答してくる人は少なからずいますが、実際多くの男性は変われてないんじゃないかと思っています。

だからこそ、"イクメン"なんて言葉が生まれるんだろうなと。とあるテレビでハライチの岩尾さんが、「自分の子供育ててイクメンって意味が分からない。気持ち悪い言葉イクメンって」と言っていましたが本当にその通りですね。当然の事なのにわざわざ騒がれるということは、世間ではそれが当然ではないと思われているということなんでしょうね。

 

・どうして人を殺してはいけないか。

 

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これは僕もなんでだろうと長年疑問に思ってます。

いや、まぁいつでも人殺しておっけーみたいな世界じゃどう考えても生きていけないし、当たり前と言えば当たり前なんですけど。

 

以前キングダムを読んだ時に、法についてこんな会話がありました。

 

A「法とは何だ?」

B「法とは、刑罰をもって人を律し、治めるものだ」

A「馬鹿な、刑罰とは手段であって法の正体ではない」

B「では、、、法とは何なのだ、、、」

A「”法”とは願い。国家がその国民に望む人間のあり方の理想を形にしたものだ」

 

なるほどなと思いました。今の日本では人を殺すと刑罰がくだされますが、これは日本国が国民に対して人を殺すような人にはなって欲しくないという理想が形になったものなんですね。

 

とはいえ、「なぜ人を殺してはいけないか」の疑問の解決にはなってないです。

それを今回この漫画で主人公が説明してくれています。

 

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「なぜ人を殺しちゃいけないのか」という疑問を持った僕が馬鹿でした。そもそもこの疑問を持つ事自体、秩序ある平和な世界で生きてきた証でもあるんですかね。

 

この疑問、大半の人は1度は考える事だと思うんです。将来子供が出来た時にしっかりと答えられる大人になりたいなと思っていました。だって「法律で禁止されているから」と答えるのってださいでしょ。そもそもそれ真理じゃないってキングダムでも言ってたし。これではっきりと「人を殺してはいけない」と言えますね。

 

 

はい。今回は以上です。

これ以外にもいい感じに詭弁がきまってるシーンがいくかあるので気になった人はぜひ読んで見てください。では。